ごっこ遊び
6歳娘、毎日のように、「ごっこやろ~」と誘ってくる。
「ごっこ」のイントネーションは「葉っぱ」と同じ。
自分が子供の頃にやっていた「おかあさんごっこ」は、今ではみんな「おうちごっこ」という。
ヒジョーに、めんどくさいので、「おうちの生活がリアルおうちごっこだよ~」とよく断ってしまう私。
「ちがう~!!」って言われても、できる限り付き合わない。
だって本当にめんどくさい。
今日は娘がスーパーの店員になる、っていう設定。
幼稚園ごっこやお姫様ごっこや天使ごっこやドラえもんごっこは嫌だけど、スーパーは実際によく行くし、娘は本当にスーパーの店員になりたいと言っている。いっちょう真面目に付き合ってみるか、と。
そしたら、結構面白い。
娘は近所に実際にあるスーパーの魚コーナーで働いていて、仕事の前に、父と母の朝ごはんを準備していってくれるのです。
両親が寝ているうちに、魚をさばいてサーモンのお刺身とか準備しておいてくれるのです!
それに気づいた父や母が、「まぁ嬉しい!おいしい、おいしい!」と食べる。 ←私の役
その後スーパーに買い物に行って、その時間レジ打ちをしている娘のレジに並んで、「今朝はありがとう!おいしかったよ」とお話するのです。
そこで、「明日の朝は〇〇を作るよ」とか、「なんと今日はお魚半額で100円です」、「安い!」といったようなやり取りをする。
ほのぼのとしていて、しかも実際にそういった場面を想像できるので、これならなかなかに楽しいという新発見。
天使ごっことか、忍者ごっことか、技や魔法を繰り出す系は、同じ場面の繰り返しばかりで正直「またか~」、と思うけれど、実在の場所で、自分役として物語を作っていく娘を見るのは面白いし、付き合い甲斐もあるものだなぁ、と。
こんな感じならまた明日もやれるかな。