生活IROIRO

私なりによりよい生活を目指していく上での日々の記録です。将来の我が子へ。

湿度と結露問題

部屋の湿度を適切に保ちたい

毎年冬の問題。

風邪やインフルエンザ、今年は特に新型コロナウイルス対策として、部屋の湿度を50%位に保ちたい。

しかし、夜エアコン+加湿器で室内を快適にすると、翌朝の窓のサッシの結露がものすごいことになる。

以前あまり気にしていなくて、カーテンにカビを生やしてしまったことがあります。

 

加湿前に部屋の空気と部屋自体をキレイにしておかないとまずいのでは?

加湿の影響は結露となって窓にあらわれるけれど、実際には壁や天井カーテンなどあらゆるところに影響がある。

壁を触ってみるとジメッとしているし(家が傷む!)、部屋に置いた衣類も翌朝にはジトッと冷たく湿っている。

天井や壁や室内のホコリが、水気を含んで頻繁にあっためられたり冷やされたりして、カビ予備軍となっているのを想像するのは恐ろしい、、

 

それに暖かい部屋で加湿をすると、空気がもわっとしてにおいもこもりますよね。

換気をするとすぐに室温も湿度も下がってしまうし。

 

結局ホコリがたまらないようになるべくこまめに掃除をし、自分や家族の許容範囲内で、換気も頻繁におこなっていくしかないかと思います。

 

絶対湿度との関係が悩ましい

室温によってその部屋に存在できる水蒸気の量は変わる。

室温が10度で湿度が50%の部屋には、4.7g/㎥の水蒸気が含まれる。

室温が25度で湿度が50%の部屋には11.5g/㎥の水蒸気が含まれる。

 

夜に室温25度、湿度50%にし、朝外の気温が10度だったとすると、外に接している窓の内側は、気温が10度なのに、室温が25度で湿度が50%のときと同じ量(11.5g/㎥)の水蒸気が含まれることになる。

しかし気温10度のときには空気中に11.5g/㎥の水蒸気を含むことは出来ない。湿度が100%のときでさえ、空気中に含まれる水蒸気は9.4g/㎥だからだ。

 

余った分は空気中に結露となってあらわれる。

11.5g/㎥ - 9.4g/㎥ = 2.1g/㎥が結露分となる。

 

実際にはこう単純にはいかないでしょうが、こんな感じで必ず結露を生み出してしまうのです。

各家庭で妥協点を探していくしかないように思います。

カーテン等で、温度と湿度の緩衝地帯を作るのもある程度効果はあるのでしょうが、うちの場合は焼け石に水な気がして特別なことはやっていません。

 

写真は乾燥によってヒビ割れてしまったおたま。

スープにつけておくと亀裂が塞がります、、!
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