雛人形、自分で買いました
今週のお題「雛祭り」
女の子が生まれたら1人につき1つの雛人形というけれど。私は2人兄弟、上に兄がいる妹なのに雛人形を買ってもらっていなかった。お友達の家に立派な五段飾りがあって、毎年雛祭りを便乗させてもらっていた。当時親は「あんたはお雛様ないけどいいでしょ?」みたいな気軽な感じだったけれど、私はちょっと傷ついていた。幼稚園生くらいのときは何だかよく分からずそういうものだも思っていたので何ともなかったけど、小学生のときには、何で私はお雛様を買ってもらっていないんだろう?と。親にも聞くに聞けなかった。
私に子供が生まれて、母親が、孫にと雛人形を買ってくれました。「あんたに買わなかったから孫には買ってあげたい」と。
それはそれでいいんだけど、なんで私に買おうと思わなかったのか、それがやっぱり今でもちょっと引っかかっている。お金が極端になかったわけでもないし、家は狭かったけど小さい雛人形だって買える。
大人になれば、物としては邪魔なのでなくて楽は楽なのだけど、行事をちゃんとやってくれないんだというのを私は多分、親が思っていたよりも少し多く気にしていたと思う。クリスマスや誕生日のお祝いはやってもらっていたけど、七五三も質素だったなぁ。そう言えば気にしたことがなかったけれど兄の鯉のぼりやかぶともなかった。
そのせいもあって、私は2,3年前に自分でお雛様を買って一年中飾っています。小黒三郎さんの、組木の雛人形です。とってもかわいらしいです。