10年で変わったこと・変わらなかったこと

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」

今、結婚して10年目を過ごしている。

あのときはいなかった子どもが、今一人いる。

それに付随して、全てが変わった。

子ども関係の人付き合い。

子どもの通園や通学を通して、自分の子ども時代を振り返ることも多い。

10年で変わらなかったこと。

人の本質。

人は変わらない。

そのことにこの10年で気付いた。

それまでも、自分が生まれてから長いこと一緒に過ごした家族がいて、彼らは変わってこなかったはずだ。

でも気にしていなかった。

「兄はそういう人だから」「うちの親はこうだから」で済んでいた。

母親が友だちの家に行っていて、度々帰りが遅く夕飯が遅くなる。それがずーっと何年も続いて、それが母親の中での普通になってしまっていて私はすごくイヤだった。

「早く帰ってきたら？」と私はよく言っていたけれど、それ以上はどうにもできない。子どもだった私の言葉を本気で受け取らない母親にイライラもした。

父親もそんな母親に注意していたけれども、その場では「はい」と言い、「あー、また怒られちゃった、へへ」といった感じで遅い帰宅を繰り返す。

子どもながらにどうにもならないな、とイライラ感情を自分でなんとかしていました。

父親は病気で早くに亡くなり、そんな母親は今は大分衰えてはいるものの、近所に友達もいるのでそれなりにいきいきと生活している。好きに過ごしたもの勝ちというか、、

子どもの頃から人の本質は変わらないとわかっていたハズなのに、自分が作った家族だからか、夫には何とか一緒にうまくやっていけるレベルに変わってもらいたいと思ってしまう。

変化した行動もあるけれど、肝心な根本的な考え方はやっぱり全然変わらない。

それは私もそうなんだろうな。

そして小１の子どもも、自分の意思で動いている。「わたしはわたしだから」とよく言っている。

一人で生きていく子どもが心配だけれど、多分この子の性格の根本は大人になってもかわらない。10年前にはまだ存在していなかった彼女だけれど、30年経ってもこのなんとなくな感じは変わらないだろう。

そういったことを確信したこの10年です。