ドローン映像のすごさと、いろんな目線について
最近よく、NHKBSプレミアムのドキュメンタリー番組をみるようになった。
世界のいろんなすごい場所を紹介している番組が好きで、子どもとみている。
などを最近みた。
10年くらい前にもよくこういった番組をみていたのですが、今って全然違うのですね。
ドローンで撮影した映像がスゴすぎる!
世界の秘境のドキュメンタリーをみて、ドローン映像の凄さを実感しました。
僻地で気軽に飛行機やヘリを飛ばすわけにはいかないですし、俯瞰でうつした映像って10年前のテレビにはほとんどなかったような?
実際に訪れたことのある秘境では、道なき悪路を四駆で何時間も走った。
10年前は、私が実際にたどったそうした道を、そうそうコレコレ!と思いながら、ドキュメンタリー映像をみていた。
この崖の間をガタンガタンと車ごと転がりそうになりながら走ったなぁ、と思い出しながら、車窓からの映像をみていた。
それがスムーズでダイナミックな空撮に、完全に取ってかわられていた。
圧倒的迫力。
すごい!上からみるとこんな感じなんだ!全体像はこうだったんだ!と。
陸路移動の景色と質感、におい、温度、たまに目にする人や動物、砂混じりの空気、そういった感覚があったからこそ、ドローン映像の感動が強かったのだと思います。
みたことのないドローンの空撮映像をみて、それを実体験と照らし合わせ、それぞれの違いとそれぞれの素晴らしさに気付きました。
そして同時に、まだまだ見落としていることもたくさんあるんだろうな、ということにも気付きました。
空爆や空からの車列の映像なんかをみると特に思う。
それらは事実。
でも誰かの目線ではない。
誰かの目線にスポットをあてたものも、それぞれの人の目線ではない。
それぞれの人の目線にスポットをあててみたとしても、どう感じ、どう考えるかは、またそれぞれ違う。
ドローン映像、どんどん普及すると楽しいだろうなと思うけれど、それらは普通の生活では得られない目線。森を見て木を見ず、にならないように、地に足のついた肌感覚も忘れずにいたいな。
と、思うのでした。
出産前日に食べたフルーツヨーグルト。
同じものを7年ぶりに食べに行った。