生活IROIRO

私なりによりよい生活を目指していく上での日々の記録です。将来の我が子へ。

人の心

人の心ってある時たやすく折れてしまうものなんだな、と実感した。
人は大抵のときはそのことを忘れている。

「このくらい大丈夫。」
「自分で何とかしなきゃ。」
その気持ちで自分も過ごしているし、周りにも無言でそれを少し要求している。
みんながそうすることでバランスをとっているところもある。


何年も一緒に働いてきた同僚。

若いけれどしっかりしていて、仕事も人付き合いも得意。
周りをよく見ている、よく気づく。
とっても丁寧だけれど、手を抜くところは抜ける。
ユーモアもあって明るくて、気持ちの切り替えも上手そう、
に見えた。

そういう人は心がいろんなことを受け入れられる分繊細で、自分の心の動きも柔軟だろうから、とても傷つきやすいのかもしれない。
あるいは、全然違うのかもしれない。
たまーにだけそういうことがあるのかもしれない。
わからない。
当たり前のことなんだけれど、そのことを普段は忘れてしまう。


そんな人が、無断遅刻。
「遅れて行きます」、と連絡は来たものの、そのまま欠勤。
(仕事上の関係のない上司には、どうしても行く気になれなかったと連絡をしたらしいですが)


よくできた人だからこそ、責任ある仕事を頼まれてしまう。
理不尽な叱責をされても素直に謝る。
あるときそれで彼女のスイッチが入ってしまったらしく、次の出勤日にどうしても仕事に来られなかった、と。

あまりにも彼女のイメージと違いすぎて、びっくりとしか言えない。


責任感の強い彼女は今後出勤できるのか。
このまま来なくなってしまうのか?

どちらにしても切ない。

人間関係の悪くない職場で、人の世話をしながら、自身はそれほど追い詰められていたのだろうか?


そして、相当ズケズケやりあっている私や夫は心が強いのだろうか?

麻痺しているんだろうな。

夫の場合は心が図太い、という症状を備えた特性を持っているのだろうし。

いろいろですね。


自分も人も、家庭も社会も、日本も世界も、
いつ何があってもおかしくないです。


f:id:m210110:20230216153102j:image