子どもは忙しくしていても一日が長く感じるのか?
娘がピアノの練習をしている。
スタッカートのたくさんある曲を弾いている。
「スタッカートは間違えたときにその音符が早く終わるからいい」
だって。
そんな風に思ったことはなかったよ。
スタッカートのところとそうでないところがあってややこしいなぁ弾きにくいだろうなぁと思っていたのだけど、、、
日曜日くらいから、こまめに声を掛けて、一日に何度か弾くよう導くことに成功している。
「テレビ観たい」と言えば、「ピアノを一回弾いてからね」といった風に。
するとみるみる上達するんですね。
子どものちょこちょこ効果すごい。
スタッカートとそうでないところも言っていたらちゃんと弾き分けている。
そして弾けるようになると、自ら何回か弾くようになった。
小学生になって、細かなやらなきゃいけないことが増えて、時間も気にしなきゃいけなくなって、なんだか子どもらしさが減っていく。
好きなことをいっぱいやって過ごしてほしいのに(それがテレビやゲームでいいのかはまた疑問)、「あれやったの?」「これやったの?」ばかりになってしまうと思っていたけれど。
今の時期は、習慣づけや、練習して上手になることの嬉しさを実感するのにちょうどいいっていうから、こういうのもある程度は必要なのかなぁ。
あと何年かすると親のいうことに耳を傾けなくなっていくらしいので、この数年間だけが、親の言うことを取り入れて一生懸命やることのできる時期なのかもしれませんね。(その後、親は背中をみせてがメインで、子どもは自分で判断や行動をしていくようになるのでしょう)
子どもの一日は長いっていうけれども、目まぐるしく過ごしていてもそうなのかな?
それでもあとから振り替えると、あの頃は時間がいっぱいあったなぁって思うのかな?
私が小学校低学年のころは、外で友だちと待ち合わせて遊んだこと、家に友だち呼んで折り紙やビーズや人形遊びをしたこと。
友だちは少なかったけれど、覚えているのはそういうこと。
勉強のことは覚えていない。習い事のことは覚えてはいるけど、あんまり積極的に思い出したりしない。
今の20代の人たちがどんな感じなのか、子どものころは慌ただしい日々を過ごしたな、と思っているのか、機会があれば話を聞いてみたいです。
水中で発芽した朝顔の種。どうなっていくのかこのまま観察したいそう。